社内旅行へ出掛けました。
行き先は、せっかくのなので町並みが良いところ、となり
崖の上のポニョの舞台であり、埋立て架橋計画問題などもあり
最近耳にする機会も多かったところ。
NPO活動などでご一緒させていただいてる、自称町並みオタクの方が
オススメ!!と言っていたところでもあります。
久々のお出かけにウキウキしていた私ですが
何回天気予報を見ても雨。それも大雨。
うーむ、珍しいことをするからこうなるのでしょうか?
結局、雨の降る中、港町、鞆の浦へ到着いたしました。
所員全員びしょ濡れになりながらのまち歩きとなってしまいましたが
古い町並みには雨も似合いますね。
ぐっと幻想的で趣のある風景をみることができました。
海沿いに歩くと、港町!と言う風景が広がっているのですが
一歩足を踏み入れると、全く雰囲気が違う!!
路地・路地・路地
ポニョのイメージにはなかった風景。
時々、細い路地の向こうに抜ける景色が海…と言う
素敵な風景が次々に表れます。
そしてまずは
鞆まちづくり工房(「御舟宿 いろは」)へと向かいます。
空家プロジェクトなども行ってらっしゃるそうで。
そこの代表の方とお話しすることが出来ました。
すると、今現在修復中の蔵がある、とのことで場所を教えていただき
その蔵も見学することができました。
そこにいらっしゃった方はボランティアで携わっているとのこと。
どこでも事情はよく似ているようです。
路地だらけの町をクルクル歩いていると少し疲れて来ました。
常夜灯の傍まで来て…あ…カフェがある。。。。
と、入ったのは「鞆の浦a cafe」でした。
なんとも!ここも古民家再生物件!
土壁むき出しなところに親近感を覚え、落ち着くわあ…と
雨に濡れて少し冷えてしまったので全員温かい飲み物を注文。
しばし、まったりと休憩をさせていただき
お会計…と言う際に「どちらから来られたんですか?」と
声を掛けていただきました。
私もteyanyでいつも同じ言葉で話しかけているので
なんだか嬉しくなってしまい
「兵庫県の丹波篠山です!」と、自信たっぷりで答えたものの
…わ、わかりますかね???とドキドキしましたが
「良いところですね!大好きな町のひとつです。」
と言っていただき、一段と嬉しくなり、しばらくお話しさせていただきました。
こうやって実際に、その町にいる方々と話が出来ると
グッとその町の印象が強くなるように思います。
やはり、どこも町のために、建物を残すために、と
自分の利益ではなく大きな志を持った方々によって
少しずつ大切にすべきものが大切にされているのだと感じました。
こういう活動をするためには町や建物への愛情が何より大切なのですね。
ボンネットバス。ネコバスみたい!
しかし…乗ることは出来なかった;
私も篠山の町づくりに携わる人間として
もっと篠山をうまくアピールしたいな、と思いました。
冷えた身体にお風呂は何よりの贅沢でした。
さて、次は尾道編へと続きます。
スタッフ@アイコ