何度も告知させていただいた、竹灯篭の点灯も無事終了し、一段落です。
ここで偉そうに報告していた私(ホームページ管理者)ですが、
実は一度も参加していなかったのです・・・!
そこで先日、竹灯篭の飾りつけ・点灯に参加させていただきました。
(いいとこ取りになってしまいましたが・・・。)
その時の様子と少しばかり感想を書きたいと思います。
活動報告はトップページの「竹林整備」からご覧ください。
竹灯篭の作品の素晴らしさ・数の多さに驚かされましたが、
それ以上に参加者の方々の熱意に感動いたしました。
一つ一つに思いを込めて作られたようで、
初めて見る私に訴えかけるものがありました。
『これを作る時、作る順番がわかるように字をかいとくんや』
『中に入れるのは、ペットボトルの容器を半分に切ってな、そこにロウソク置くといいんや』
『この作品はすばらしいなぁ!作品賞ちゃうか!』
『出来上がったら一度ロウソク入れて遠くから見てみると雰囲気がわかるんよ』
・・・等、ノウハウや感想などを横で聞いていると、
参加者の方々が本当に楽しんでおられたことに気がつきました。
そして色々とコツを掴まれていったんでしょう。
夜になり竹灯篭が点灯され、いつもに増して情緒漂う町並。
その町並で見かけたのはたくさんの地域の方々でした。
前に飾らせて頂いたお家の方も出てこられて、
『綺麗にしていただいて・・・』
等とお礼を言ってくださる方までいらっしゃいました。
家の前で立ち話をしている人、
外から来て行事に関して興味を持ってくださる人、
行事を盛り立てようと一生懸命参加してくださる人・・・
活動によって人と人とが繋がっていく。
そこに住む人同士の繋がりが濃くなっていく。
「まちおこし活動」というものは、本来こういうものなのではないでしょうか。
自発的に町が動いていく・・・その様に感じました。
・・・あくまで素人の考えですが。
私が実際に参加できたのは今回の2日間だけでしたが、
これから先、参加させてもらいたいと思いました。
篠山のまち、そしてそこに住む多くの方はこんなにも暖かいものなのですね。
竹灯篭の優しい灯りがこのまちを表しているように感じました。
才本 紫乃