・空き家プロジェクトと言うのがあるようなので見学
・ガウディハウスと呼ばれる建物があるようなので見学
・尾道ラーメンを食べる
以上の3つでした。
まずは、空き家プロジェクトを訪ねてみよう!
と、尾道駅の北側
上に上にと家が建つ不思議な地へと足を踏み入れることに。
昨日の大雨が嘘のように晴天で有り難い限り。
日傘代わりに差す傘もいい感じで乾きます。
しかし…暑い。
階段・階段・上り坂・上り坂の尾道山側。
暑いです。
日頃の運動不足がたたり、ふーふー言ってしまう私ですが
しばらく上って振り返ると連なる屋根の向こうに海が見えて
これがなんとも幻想的な美しい景色に思えました。
ただ、山側の坂に建つ家は
いくつも空き家になっているようで…
確かに車も自転車も入られないようなところでは
だんだんと生活に支障をきたすこともあるのかも知れません。
運動不足くらいだったら、むしろ住んだ方が健康的だよね!ってもんですが
足腰に障害でも出てくれば、そんなことは言えなくなるでしょうし…
なるほど、空き家プロジェクトが発足する訳です。
しかし…
随分歩いた気がするけど見つからない…
そろそろ疲れて来たしお腹すいたしラーメン…と思い始めた頃
なんと、パン屋さん発見!
何とも省(小?)スペースで上手く空間を利用されている
とーーっても可愛らしいパン屋さんを見つけました。
ネコノテパン工場
名前まで可愛い。お店の作りはかなりかっこ良かったです。
パンも買いました。どれも美味しくて、美味しさに出会った!
特にビスコッティはおやつにピッタリー★
そして、このお店の方に教えていただき、空き家プロジェクトの場所が判明。
篠山の町中でも、なんとなく空気の似てるお店とか人とか
絶対どこかで繋がっているもので
きっと、パン屋さんも空き家プロジェクトの方々と
知り合いなのだろうなあ…と思いました。
お陰様で無事、空き家プロジェクトに辿り着く…
前にラーメン食べました。
尾道ラーメンってちょっと変わってますね。
しょうゆなのに割と味濃い?
海の見えるお店で、2度美味しい気が致しました。
さて!気を取り直して今度こそ空き家プロジェクトに辿り着きました。
篠山の古い建物とは、また雰囲気の違った建物です。
・北村洋品店
子づれママの井戸端サロンとして活用されているそうです。
オリジナルグッズもあり、まち歩きマップもあり!
勉強になります!!
・三軒家アパートメント
最近オープンしたばかりの生地屋さん、卓球できるところ
などなど手作り市のようなものもあるそうで
ここも雰囲気たっぷりの古民家活用!ああ脱帽!!
そして謎の”ガウディハウス”これがまた素晴らしかったです。
かっこ良すぎる!写真では伝わらないと思うけどっ
土地目一杯使って建ててあるようでした。
うちは建築事務所で、私はその下っ端ですが
この建物の図面を渡され、模型を作れと言われたら拒否したいくらい
どうなってんの???
と言う造りをしています。
うちの所長も気に入ったようでした。欲しいくらいだそうです。
尾道、まち歩き本当に楽しかったです。
古民家再生してる方は良い人が多いな、とも思いました。
実に良い勉強になりました。
いつも篠山にいる私ですが、こうして他の町を訪れると
どういうものがあれば嬉しいか、どういうところを見ているか
と言うことがよく分かったのが一番良かったかな。
町に愛情を持った人がいること、これが一番ですね。
少し話しかけてもらうのは嬉しいです。
なので、続けようっと。
しかし、他の町に出掛けてこれだけ色々感じられるのも
篠山で日々様々な人とふれあいがあるからだな、と思います。
うむ。良い旅でした。
と、もみじ饅頭食べながら改めて思うのでした。
スタッフ@アイコ
社内旅行へ出掛けました。
行き先は、せっかくのなので町並みが良いところ、となり
崖の上のポニョの舞台であり、埋立て架橋計画問題などもあり
最近耳にする機会も多かったところ。
NPO活動などでご一緒させていただいてる、自称町並みオタクの方が
オススメ!!と言っていたところでもあります。
久々のお出かけにウキウキしていた私ですが
何回天気予報を見ても雨。それも大雨。
うーむ、珍しいことをするからこうなるのでしょうか?
結局、雨の降る中、港町、鞆の浦へ到着いたしました。
所員全員びしょ濡れになりながらのまち歩きとなってしまいましたが
古い町並みには雨も似合いますね。
ぐっと幻想的で趣のある風景をみることができました。
海沿いに歩くと、港町!と言う風景が広がっているのですが
一歩足を踏み入れると、全く雰囲気が違う!!
路地・路地・路地
ポニョのイメージにはなかった風景。
時々、細い路地の向こうに抜ける景色が海…と言う
素敵な風景が次々に表れます。
そしてまずは
鞆まちづくり工房(「御舟宿 いろは」)へと向かいます。
空家プロジェクトなども行ってらっしゃるそうで。
そこの代表の方とお話しすることが出来ました。
すると、今現在修復中の蔵がある、とのことで場所を教えていただき
その蔵も見学することができました。
そこにいらっしゃった方はボランティアで携わっているとのこと。
どこでも事情はよく似ているようです。
路地だらけの町をクルクル歩いていると少し疲れて来ました。
常夜灯の傍まで来て…あ…カフェがある。。。。
と、入ったのは「鞆の浦a cafe」でした。
なんとも!ここも古民家再生物件!
土壁むき出しなところに親近感を覚え、落ち着くわあ…と
雨に濡れて少し冷えてしまったので全員温かい飲み物を注文。
しばし、まったりと休憩をさせていただき
お会計…と言う際に「どちらから来られたんですか?」と
声を掛けていただきました。
私もteyanyでいつも同じ言葉で話しかけているので
なんだか嬉しくなってしまい
「兵庫県の丹波篠山です!」と、自信たっぷりで答えたものの
…わ、わかりますかね???とドキドキしましたが
「良いところですね!大好きな町のひとつです。」
と言っていただき、一段と嬉しくなり、しばらくお話しさせていただきました。
こうやって実際に、その町にいる方々と話が出来ると
グッとその町の印象が強くなるように思います。
やはり、どこも町のために、建物を残すために、と
自分の利益ではなく大きな志を持った方々によって
少しずつ大切にすべきものが大切にされているのだと感じました。
こういう活動をするためには町や建物への愛情が何より大切なのですね。
ボンネットバス。ネコバスみたい!
しかし…乗ることは出来なかった;
私も篠山の町づくりに携わる人間として
もっと篠山をうまくアピールしたいな、と思いました。
冷えた身体にお風呂は何よりの贅沢でした。
さて、次は尾道編へと続きます。
スタッフ@アイコ
丹波新聞にも載っていたのですが
市の無形文化財、箕浦さんがお亡くなりになった
と言う 悲しい知らせが届きました。
突然のことだったようで、私自身も とにかく驚き、
その後、言葉を失ってしまいました。
私がこのような所に書くのは良くないかな、とも思い
少し時間も経ってしまいましたが
先月まで一緒に竹民具講座をさせていただき
とてもお世話になった方ですし 篠山にとって、
とても大切な方だったと思っているので 少し触れさせていただきます。
最後にお会いしたのも竹の講座で、3月の後半に差し掛かっていました。
いつもにこやかで穏やかで、皆さんに丁寧に竹の扱いを教えていらっしゃいました。
お忙しいとのことでしたが、お元気そうに私の目にはうつっていました。
私も、一緒に習いたいと思っていたのですが 予想以上に人気の講座で満員御礼となり、
スタッフの私は自粛。 次回は自分も!と思っていたので、
それが叶わなくなり、大変残念です。
しかも、今回の受講生の方々は口を揃えて
次回また参加したいので決まったら教えてね と言っていただいたので、
皆さまも大変残念に思っていらっしゃることでしょう。
箕浦先生には到底及びませんが
ここ2~3年の竹民具講座に於いて
竹を割るところから材料を作ることを習得された方が何名もいらっしゃいます。
基本的な編み方ではありますが、
美しいカゴを作れるようになった方が何名もいらっしゃいます。
その方々が、きっと箕浦先生を語り継いでくれることと思います。
私にとっても、日展作家でもあった箕浦先生は芸術家としても
とても尊敬しているし憧れでもあります。
自分の技術を磨くこと、それを惜しみなく人に伝えること
そう目指して行きたいと思います。
文化や伝統は守るだけでなく、継続して日々の行いの中で
人に伝えて行くことが必要なのだと、改めて感じました。
たくさんのことを教えていただきました。
それ以上に、そのお人柄が大好きでした。
今もお堀の傍を通る度、竹林を見る度に思ってみるのです。
また、お会い出来るのではないか、と。
最後になりましたが、箕浦先生のご冥福をお祈りしております。
ホームページの一部コンテンツにおいて表示されないという不具合がありました。
報告は前々より受けており、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
対応が非常に遅くなってしまい、申し訳ありません。
今後は、更新やホームページのリニューアル含め、
管理人の変更等でまたもや時間を頂くこととなりますが、
もうしばらく見守って頂けると有難いです。
竹民具の土曜日コースの講座がある日だったので
大丈夫かな?と心配していましたが
なんとか、行うことが出来ました。
早い人は、竹を編む行程へと入り始めました。
面白いところではあるのですが
これが、なかなか難しい様子。
先生が実演してくださる様子を見つめるも…
「えーと…次、どうやるんでしたっけ??」
それでも、先生がおっしゃるように
繰り返し繰り返し練習して覚えること
が、大事なようで、皆さまも少しずつ覚えていていたようでした。
土曜日コースはこれで折り返し地点。
素敵な花かごがたくさん仕上がるのが楽しみです。
※今年度の「竹民具講座」は満員御礼で受付を終了致しました。
皆さま、どうもありがとうございます。